アイルランドワーホリは近年申請者が増えており、その影響もあり申請枠数の増枠も実施されました。ここではなぜアイルランドワーホリを選ぶ人が増えているのかをまとめていきます。
学生ビザに切り替えて同様の留学計画を立てることが可能
アイルランドは珍しく学生ビザでも働くことができる国です。例えばイギリスなどでは学生ビザで働くことはできません。そのため、イギリスで働きたいという希望を持って留学計画を立てる場合、ワーホリに通らないと留学実施ができなくなります。
しかしながら、アイルランドの場合はワーホリに通らなかった場合も学生ビザで働くことができるため、学生ビザでの留学計画に切り替えて留学を進めることが可能です。
働きながら英語を学びやすい環境
海外で働くのだから英語を学べるのは当たり前、と思うかもしれないですが、意外に実情はそうではありません。例えば、最初に働きやすい場所はやはり日本食レストランなどになりますが、日本人留学生が多いカナダやオーストラリアの場合、同じ日本食レストランに多くの日本人留学生が働いており、オーナーも日本人であり、観光でも日本人が多いため利用者も日本人がもちろん多くなっています。それは日本でレストランに働いている感覚と同じような環境になってしまいます。そういった理由から日本食レストランでは働きたくない、という留学生の方も少なくありません。
アイルランドは日本人、アジア人が留学生だけでなく、観光客としても圧倒的に少ない国です。そのため、日本食レストランだったとしても、一緒に働く人の多くは日本人ではない外国人となり、お客さんももちろん外国人となります。そのため、日本食レストランであったとしても英語を話さないと仕事ができない環境となっています。日本人である強みを活かしながら英語を学ぶことができる環境であることも満足度の高い要因となっています。
語学学校に通える期間に上限が無い
例えばオーストラリアのワーホリは語学学校に通える期間が最大17週間までと決まっています。これは最大限英語力を伸ばしたいという方にとって不都合な部分です。
アイルランドワーホリは1年間の滞在許可の中で1年間語学学校に通いながら学ぶことができます。留学は何度も行けるものではないため、この機会に英語力を最大限伸ばしたいという目的で1年間通われる方も少なくありません。語学学校は長ければ長いほうが授業費用は割安になっていきますので費用面でのメリットが大きいです。また、語学学校に通わなくなってから英語を勉強しなくなってしまった、という方は少なくないため、そのようなことも防ぐことができます。語学学校の多くはお昼過ぎに授業が終わりますので、語学学校で英語力を伸ばし続けながら、午後に働くという形で過ごされている方が多くなっております。